名門派閥

森、小泉、安倍、福田と、4代連続で首相を輩出したのは、名門清和会の流れを組む森派(現在は町村派)。


麻生はいまのところ一般受けは良いが、所属している派閥は弱小。
麻生の対抗馬として有力な中川は、森派。


派閥の力学の観点でいったら、麻生は中川にまったく敵わない。
森は総理の時はアホなことばかりやっていたが、実際にはここ10年の首相は全て森が決めているのも同然の、恐るべきキングメーカー。


麻生の景気拡大路線は、増税を財源にする方針らしい。
中川の財政均衡路線は、減税を念頭においているそうだ。


増税派と減税派で真っ向から割れるらしい。
派閥は中川の方が強力だが、基本的に自民党の議員は減税は好まないので、増税派が派閥横断的に協力するなら、麻生総裁の目はあると言える。


しかし、中川のブレーンに付いて減税路線を検討しているのは、小泉改革デフレを成功させた竹中平蔵なので、中川減税路線は画に描いた餅ではないはず。


インフレ政策は技術的には比較的簡単なので、麻生がやっても中川がやってもぶっちゃけ誰がやっても出来るが、デフレ政策はハンドリングが難しいので、過去にデフレ政策の実績がある竹中を取り込んでいる中川陣営でないと、実現は難しい。


となると、一般国民からの人気以外は中川の方が有利ということになる。
これが大統領選ならば、国民的な人気を無視することは出来ないが、自民党の内部の総裁選だけに、派閥もブレーンも強力な中川の方が有利のはず。


解散総選挙がないなら中川で決まりなのだろうが、総選挙が近いだけに、麻生人気を捨てるのは惜しいということにはなる。


ならば、野党が選挙で強そうなら麻生。野党がまとまりも勢いもないなら中川となるだろうか。


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いまどきデフレはイケてない気がするが、竹中が画を描いているのだとしたら、日本の国益にはならなくてもグローバル経済的にはイケイケになるテクニックが山ほど盛り込まれているのだろう。